【読書感想】姑の遺品整理は、迷惑です(垣谷 美雨)
最近読んでいる垣谷 美雨さんの新刊が出たので、「姑の遺品整理は、迷惑です [ 垣谷美雨 ]」という本を読んでみました。
図書館で予約するとすぐ借りれたのでラッキーでした!
<あらすじ>
姑が亡くなり、住んでいたマンションを処分することになった。
業者に頼むと高くつくからと、嫁である望登子はなんとか自分で遺品整理をしようとするが、あまりの物の多さに立ちすくむばかり。
「安物買いの銭失い」だった姑を恨めしく思いながら、仕方なく片づけを始める。夫も手伝うようになったが、さすが親子、彼も捨てられないタイプで、望登子の負担は増えるばかりである。
誰もが経験するであろう、遺品整理をユーモアーとペーソス溢れる筆致で描く長編小説。
<感想>
遺品整理がどんなに大変か、自分がする側になる時のことを想像しながら読みました。
まだまだ先にはなると思いますが、いつかはそんなときが来るのか…
大変さは嫌なほどわかりました…
その大変さを伝える部分がかなり多かったように思います…
最終的には、主人公の望登子が遺品整理をしながら、生前わからなかった実母や姑の人柄や生き方を理解していくところがいいなと感じました。
垣谷 美雨さんの本はほんとうに読みやすいのであっという間に読み終わりました。
また別の本も読んでみようと思います!